離婚前の別居~お金の問題~

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離婚前の別居~お金の問題~

入学式のシーズンですね。
新しいランドセルを背負い、スーツを着た両親に手を引かれて入学式に臨む1年生の姿を見て、娘の時を思い出し感慨に浸っている行政書士の阿久津です。(#^.^#)
ランドセルを背負ってた娘ももう高校3年です。あっという間に成長してしまいました。

さて、最近は離婚前に別居する夫婦が増えています。
別居する夫婦が増えるに比例して、別居中のトラブルも増加傾向のようです。
別居中のトラブルで一番多いのが、お金の問題です。
別居中でも夫婦それぞれに毎月の生活費は発生します。
別居中の毎月の生活費は、婚姻費用分担と言い、別居前に大抵の夫婦は金額を定めます。

収入が多い夫の方が妻へ毎月決められた生活費(婚姻費用)を払いますが、共働きだったり、妻の方が収入が多い場合は、妻も生活費は負担することになります。
婚姻費用分担を決めても、毎月の生活費とは別に思わぬ支出やお金がかかる出来事があったりするものです。
例えば、子どもの高校の修学旅行積立金。妻が乗っている車の車検代。
夫婦が同居中は、当たり前のように収入が多い夫が支払っていたものも、別居となるとそうはいかなくなります。
修学旅行積立金も車検も10万円以上はかかります。
毎月の生活費から出すには大きい金額です。
自分の貯金を切り崩すとか、パートなどで収入を得ているのであればそこから何とかしてみようとか、色々と方法はありますが、別居中の夫へ連絡し支払いを催促するケースが圧倒的なようです。

当然、お金が欲しい時だけ連絡をしてくる妻に対する夫の態度は冷ややかです。離婚を考えて別居しているのですから、妻にお金はできるだけかけたくないと思うのでしょう。
「毎月、生活費は決めた金額をちゃんと払ってるんだ。その金額はそっちで負担してくれ!」
そして言い争い、喧嘩になります。

「夫が子どもの学費を払ってくれません。」「私の車検代を払って欲しいとお願いしたのですが断られました。」という妻に対して、「毎月の生活費の他に子どもの学費まで全部払う義務はあるのですか?」「妻の車の車検代まで払わなくてはならないのですか?」という夫。

結論を言うなら、別居中、生活費とは別に子どもにかかる学費などは基本的に折半です。
妻が乗る車の費用などは、妻が出すべきでしょう。
それでも、足りない、払えないという場合は、夫婦で話し合ってどうするか決めるのが基本です。

別居の婚姻費用分担を決めるときに、生活費とは別に出費が必要になった場合のことも決めておくと上記のようなお金のトラブルは防げるでしょう。
別居前に、毎月の生活費の金額や生活費以外にかかるお金について話し合い、取り決めた事項を合意契約書などの書類にして残しておくことをおすすめします。

それでは、また次回お会いしましょう。

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