精神的苦痛で夫婦の泥仕合

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精神的苦痛で夫婦の泥仕合

虐待のニュースが連日報道され、胸が痛む行政書士の阿久津です。(>_<)
私たち行政書士が、虐待防止のために何かできることはないのか?
今日も虐待されている子どもたちを救うためにできることはないのか、いつも考えています。1日も早く虐待がなくなることを願っています。

さて今日は、精神的苦痛で夫婦の泥仕合、のお話です。
離婚時の慰謝料と併せて必ず耳にすることになる精神的苦痛。
精神的苦痛とは、その言葉のとおりで、精神面で受ける苦しみや悲しみ、痛みのことです。 精神的苦痛は、肉体的な損傷であるケガなどとは異なり目には見えません。しかし、法律上は精神的苦痛を受けた場合も損害賠償として慰謝料を請求することが認められています。
今回は、この精神的苦痛を巡り夫婦で泥試合になったケースについてお話しましょう。

Aさん夫婦は、離婚することそのものに合意はできていましたが、妻が慰謝料を夫に請求すると言い出したのを機に、協議離婚の雲行きが怪しくなってきました。
そもそも離婚原因は、
「夫がとにかくケチでうるさい。生活費を出ししぶるし、部屋が少しでも汚いと暴言を吐くし、我慢も限界。」
「妻は家事をきちんとやらないし、お金の使い方も荒く、だらしない。この先もう、一緒にはやっていけない。」
よくある性格の不一致です。
1円でも多くお金を貰って離婚したい妻は、ネットで色々調べて得た知識から、慰謝料も夫に請求できると思い込んでしまったようです。
「夫の私にした言動はモラハラ!精神的苦痛を受けたから慰謝料200万円!」
「ふざけるな!家事もやらない、無駄使いばかりして、貯金がまったくできなかったじゃないか!俺の方が精神的苦痛は大きいからな!慰謝料300万だ!」
「私なんて、精神的苦痛で体調がずっとすぐれないのよ。友達にも元気がないと言われたし。」
「俺は、お前のせいで夜もよく眠れなくなった。しょっちゅう頭も痛くなる。」
終わりのない言い合いは、延々と続きます。
更に、精神的苦痛を裏付ける証拠が必要と分かれば、競うように心療内科を探し、病院通いもはじめました。

精神的苦痛は、心の苦痛なわけですからレントゲンや血液検査などで明確に分かる結果は得られません。
それでも、不眠、食欲不振、倦怠感、頭痛、腹痛、吐き気などあらゆる症状を訴え病院に通い、メンタルクリニックなどでカウンセリングを受けたりすれば、既成事実として記録に残りますし、診断書も取れるでしょう。
Aさん夫婦はそこに目をつけ、慰謝料を貰いたい、或いは払いたくないために、不毛な夫婦の泥試合を続けています。

以上、精神的苦痛で夫婦の泥仕合、でした。
それでは、また次回お会いしましょう。

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