死後離婚が増加している背景

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死後離婚が増加している背景

確定申告のお知らせが届いて、もうそんな時期になったのかと、驚いている行政書士の阿久津です。( ゚Д゚)
確定申告は今度こそ余裕をもってやろう、といつも思うのですが、直前になってバタバタするのは毎回同じですね。

テレビや雑誌などで取り上げられ、話題となった死後離婚。
死後離婚とは、夫(妻)が亡くなった後に、夫(妻)側の親類との関係を解消することで、本来の姻族関係終了届けのことを分かりやすく言い換えた言葉です。
夫婦関係を解消する本来の離婚とは、意味も手続きも異なるので注意が必要です。
これまで3回に渡って死後離婚についてお話してきましたが、最終回は死後離婚が増加している背景についてまとめてみました。

(1)夫婦関係 「同じお墓に入りたくない」
結婚したからには一生添い遂げるのが理想ですが、現実はそうとは限りません。3組に1組の夫婦が離婚する時世です。離婚をしたいけれど、様々な事情で離婚できずに我慢してやり過ごしている夫婦も沢山います。
そして、
「離婚は諦めたけれど、せめてお墓は別々にしたい。」
「同じお墓に入るなんて絶対に嫌!」
このように考えている夫婦も少なくありません。死んだ後、夫(妻)と同じお墓に入りたくない、という理由から死後離婚を選択するケースがとても多いです。

(2)親族関係 「親族付き合いを止めたい」
結婚すると、もれなく相手の親族とのお付き合いもセットで付いてきます。お盆やお正月などの帰省、冠婚葬祭などなどで親族とのお付き合いは意外と多く、そして煩わしいものです。親族との関係が良好であれば、差ほどストレスも感じませんが、その逆だと親族とのお付き合いは大変苦痛です。昭和初期の家長を絵に描いたような舅、嫌みしか言わない姑、口うるさい小姑、苦手だと思う人が親族の中には必ずいるものです。夫(妻)が亡くなった後は、夫(妻)の親族とはもう付き合いたくない、縁を切りたいという理由で死後離婚を選択するケースがあります。

(3)相手の親の介護 「介護問題から解放されたい」
少子高齢化は、親の介護問題にも大きな影響を及ぼしています。夫婦であれば、お互いの両親の介護をするのは当然のことですよね。
しかし、配偶者が亡くなった後、自分とは血の繋がりのない配偶者の親の介護を配偶者の親族から一方的に押し付けられたり、配偶者の親の複雑な介護問題に巻き込まれてしまったりで、悩む事例が増えています。介護問題から解放される手段として死後離婚を選択するケースが近年は急増しています。

以上、死後離婚が増加している背景についてでした。
それでは、また次回お会いしましょう。

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