シンママがモンスター化する背景

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シンママがモンスター化する背景

気が付けば、あっという間に12月。今年もあと少しで終わりですね。
この時期になると、今年のうちに何かやり残したことはないかと、妙に焦る気持ちになる行政書士の阿久津です。(-_-)!!

子育て、仕事、家事とひとりで懸命に頑張っているシンママ(シングルマザー)。その一方で、母子家庭であることを必要以上に強調して特別扱いを要求したり、児童扶養手当などの現況届に虚偽の申告をしたりと、モンスター化してしまう厄介なシンママもいます。
今回は、シンママがモンスター化してしまう背景についてまとめてみました。

①経済格差
経済格差や子どもの貧困問題が社会問題になっていますが、その中でも母子家庭は特に深刻です。母子家庭の8割以上が経済的に苦しい状況に置かれ、働きたくても母子家庭というだけで正規の社員になれずパートやアルバイトを掛け持ちして働くシンママも少なくありません。正社員ではないため、懸命に働いても年収は低く、母子家庭の平均年収は250万円にも満たず、両親の揃っている家庭の約半分ともいわれています。

②学力格差
経済的に余裕のある家庭の子は、幼いうちから習い事や塾などに通うこともできますが、母子家庭の子どもたちは費用の高い塾などには通いたくても通えないのが現状です。多額のお金をかけ学習環境が整えられている子と、学習環境に恵まれていない子とでは、学年が上がるにつれてどんどん学力の差も開いていってしまうのです。

③学校における保護者の役割の多様化
近年は、少子化の影響で小中学校の生徒数も減少傾向にあります。PTA役員も保護者全員が当番制になったり、学校行事への参加や部活動の送迎など保護者が関わらなくてはならない頻度が以前より増加しています。こういったことには一般家庭では夫婦で協力することも可能ですが、母子家庭はシンママがいつも1人で対応しなくてはなりません。

こういったことが背景にあるため、母子家庭のシンママはいつも心身に余裕がありません。
わが子には不自由な思いをさせたくない、せめて他の子と同等の生活や学習環境を与えてあげたいと思う親心が間違った方向(特別扱いや虚偽申告など)へ向いてしまったことが、シンママのモンスター化する一因になっているように思います。
母子家庭を取り巻く現在の厳しい環境が、もう少し優しいものになればモンスター化するシンママも減少するかも知れませんよね。

それでは、また次回お会いしましょう。

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