夫のモラハラ~妻を家政婦扱いする夫~

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夫のモラハラ~妻を家政婦扱いする夫~

先月札幌市で起きたDV殺人事件。
夫から殴られ死亡した妻は妊娠8カ月でお腹には赤ちゃんがいましたが、この赤ちゃんも助からなかったことが明らかになりました。あまりの酷い結末に言葉もない、行政書士の阿久津です。(>_<)

近年、配偶者のモラハラが原因で離婚する夫婦が増えています。
モラハラとは、モラルハラスメントの略語で、モラル(道徳)による精神的な暴力、嫌がらせのことを言います。
モラハラはDVのように配偶者による肉体的な暴力とは異なるため、目に見える傷を身体に負うことはありません。
しかし、モラハラはその人の存在や人格を否定する行為でもあり、モラハラの被害者は深く傷つき心にも大きな傷を負います。

今回は配偶者のモラハラについて3回に分けてお話しましょう。初回は、夫によるモラハラの事例です。

夫によるモラハラで妻が被害者になるケースで一番多いのが、「夫が妻を家政婦扱い」する言動です。

(1)Aさんの事例
Aさんの夫は食事にとてもうるさい人でした。
夫に指示されたことを、ノートに書き記していたAさん。
それを見せていただいのですが、食事に関する細かいルールがびっしり書かれていました。
<ご飯は必ず炊きあがってから10分以内のものを出すこと。>
<おかずは毎食3品以上作ること。>
<冷凍食品やレトルト等は絶対禁止。>
<コーヒーは○○、緑茶は△△で購入したものを出す。>
などなど。
そして、食事に関するルールが守れてないと夫が判断すると、夫の容赦ない暴言が始まります。
お茶の味がいつもと違うというだけで、「いつもと同じものがどうして出せないんだ!この役立たず!」と怒鳴り、おかずの1品がスーパーの総菜と分かると「こんな出来合いのもの俺に食べさせて、早死にさせようとしてるのか!」と罵られたこともありました。

(2)Bさんの事例
Bさんの夫は一切家事に協力をしない人でした。そればかりか、自分の身の回りのことも全て妻にやらせていました。
例えば、着替えはいつも妻に手伝わせ、焼き魚に醤油をかけるのでさえBさんに指示しやらせます。
夫より先に起床し、夫より先に寝てはいけないという決まりがありましたが、ある日、Bさんが風邪をひいて寝込んでいるときに夫が帰宅しました。
夫はBさんを労わるどころか、「何をごろごろしているんだ!俺は仕事して疲れて帰ってきたのに、食事の用意が出来ていないじゃないか!早く用意しろ!」と怒鳴り、Bさんをたたき起こしました。

上記2つの事例はいずれもモラハラに該当します。
妻を配偶者として認めず、家政婦扱いする。このような夫に愛情も冷え切り、離婚を考えるようになるのは当然のことですね。

それでは、また次回お会いしましょう。

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