偽装離婚は犯罪

無料相談実施中!【受付】年中無休 9:00~23:000120-219-888

偽装離婚は犯罪

関東地方、お盆が過ぎたら急に涼しくなりました。
今朝は涼しいのを通り越して、寒いくらいの朝でした。
エアコンをガンガンつけていたのに、寒くて上着が必要な今の気温。
風邪ひかないように注意しなきゃ、と思う行政書士の阿久津です。(>_≶)

偽装離婚という言葉を聞いたことがありますか?
偽装離婚とは、離婚届を提出し、法的には離婚が成立したにも関わらず、実際は夫婦関係を維持している状態をいいます。
今回は、近年増加傾向にある偽装離婚についてお話しましょう。

<偽装離婚する理由とは?>
①生活保護や児童扶養手当の受給目当て
偽装離婚する理由で最も多いのが、生活保護や児童扶養手当の受給目当てです。
離婚して母子家庭になれば、生活保護申請もしやすく、18歳以下の子どもがいれば児童扶養手当も受給できます。ケースバイケースですが生活保護費(月)は15万円~25万円、児童扶養手当(月)は子ども1人当たり最高で42,500円になります。
こういった受給目当てでの偽装離婚が増える背景には、経済不況や会社の倒産・リストラなどがあるようです。

②保育園への優先入園目当て
少子化傾向なのに都市部では認可保育園が不足しており、待機児童が増えていることが社会問題にもなっています。母子家庭の場合、優先的に保育園へ入園させてもらえることから、この優先入園目当てに偽装離婚を考えてしまうようです。

<今後更に増える可能性>
そして偽装離婚は今後増える可能性が指摘されています。その背景にあるのが、安倍内閣が昨年打ち出した「高等教育(大学など)の無償化」です。2020年から実施されるこの制度は、非課税世帯など低所得層の子が大学進学する場合、国立大なら授業料が無料、私大の場合も授業料が70万7000円を上限に免除されます。更に、私大に通う下宿生の場合は、年100万円超の生活費が返済不要の給付型奨学金で支給される可能性もあり、大変注目されている制度です。
しかし、この制度が適用されるのは低所得層の子に限られるため、この制度利用を考え、今後更に偽装離婚が増える可能性も指摘されています。

<偽装離婚は犯罪>
一見、偽装離婚は美味しいどこ取りのように思えますが、忘れてならないのは偽装離婚は犯罪だということです。
偽装離婚が見つかれば、以下の罪に問われ、罰金や懲役の可能性もあるのです。
・公正証書原本不実記載等罪
・詐欺罪

以上、偽装離婚は犯罪、についてでした。
それでは、また次回お会いしましょう。

ページ一覧に戻る