増えている面会交流を巡るトラブル

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増えている面会交流を巡るトラブル

程よい暖かさの日が一番好きなのですが、初夏を思わせるような暑さの日があったり、冬に戻ってしまったような寒い日があったりと春先の気温変化は気まぐれですね。
体調も着る服も、振り回されている行政書士の阿久津です。(―_―)!!

離婚後に、子どもと離れて暮らす方の親が子どもと面会などを行う面会交流。
面会交流は、民法第766条 第1項に次のように規定されています。
<父母が協議上の離婚をするときは,子の監護をすべき者,父又は母と子との面会及びその他の交流,子の監護に要する費用の分担その他の子の監護について必要な事項は,その協議で定める。この場合においては,子の利益を最も優先して考慮しなければならない。>
この条文は、平成24年4月に改正されたものなので、子の面会交流について法律で定められたことを知らない人も多いのではないでしょうか。
離婚する際には、子の親権者、養育費と併せて面会交流についても協議し、定めなくてはならないのです。

子の面会交流は積極的に行うよう後押しする風潮の中で、面会交流を巡るトラブルが増加しています。どのようなトラブルが多いか、具体例をあげてみましょう。

・面会交流の終了の時間になっても父親が母親へ子どもを返してくれず、子どもは父方の親族に預けられていた。
・近くのファミリーレストランで子どもと食事をすると聞いていたのに、遠方の動物園へ勝手に連れて行ってしまい、約束の帰宅時間が大幅に遅れてしまった。
・毎月2回の面会交流の約束を母親が守らず、怒った父親が学校帰りの子どもを連れ出してしまった。

事前に取り決めた面会交流の時間や内容を守らないことが、トラブルの原因になっている事例がとても多いです。
そして、一度トラブルが起こってしまうと、以後の面会交流に悪影響が及んでしまい、スムーズな面会交流が難しくなってしまいます。
子どもと離れて暮らす親にしてみれば、「もっと子どもと一緒にいたい。」「自分も親なのだから気兼ねなく子どもと自由に会いたい。」という思いがあるのでしょう。だからといって、事前に決めた面会交流のルールや約束を破っていい理由にはなりません。
子どもと一緒に暮らす親も離婚後、元夫(妻)とは連絡を取りたくない、会いたくないという気持ちになるのは分かりますが、その気持ちを子どもに押し付けてしまうようなことがあってはならないのです。

次回は、面会交流のトラブルを回避する方法についてお話しします。
それでは、また次回お会いしましょう。

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