グズの極み!有責配偶者からの離婚請求

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グズの極み!有責配偶者からの離婚請求

明日はクリスマスイブですね。
今年はお気に入りのケーキ屋さんで、クリスマスケーキを事前注文しました。
クリスマスと言えば、子どもの頃はサンタさんからのプレゼントを楽しみにしていたものですが、大人になってからはクリスマスケーキを食べることが楽しみな行政書士の阿久津です。(^^♪

法律上の離婚原因(不貞、悪意の遺棄など)を自分で作っておきながら、離婚請求してくる有責配偶者、結構いるんです。
今日は、有責配偶者からの離婚請求について分かりやすく、事例を交えながらお話ししましょう。

Aさん夫婦は結婚5年目で4歳になる長女と3人で暮らしています。夫は会社員、妻も会社員でしたが出産を機に退職し、現在はパート勤めをしています。
夫の帰りが遅くなることが多くなり、態度もどことなく冷たくなったことで、妻は夫に対して不信感を抱くようになった矢先、夫のスマホを偶然見てしまったことから浮気が発覚しました。
夫の浮気を妻が問い詰めましたが、開き直って、
「お前にはもう愛情がない、浮気して何が悪い!」
と平然と言ってのける始末。
更には、
「親権も金もくれてやるから、離婚してくれ。」
と、離婚請求までしてきたのです。

浮気しておきながら離婚してくれとは、グズの極みですよね!

そもそも法定の離婚原因を作った有責配偶者からの離婚請求って認められるのでしょうか?
答えはNO。有責配偶者からの離婚請求は原則的に認められません。
ところが、例外的に認められる場合があります。
以下の3つの条件を全て満たす場合です。
①夫婦の別居が相当長期に及んでいること
②夫婦間に未成熟子がいないこと
③離婚によって相手方配偶者が精神的・経済的に苛酷な状況におかれないこと

例えば、上記事例の場合でグズ夫が妻へ離婚請求してきても、妻が離婚に同意しなければ離婚は成立しませんし、何より夫が有責配偶者であるため夫からの離婚請求は認められません。
しかし、グズ夫が家を出て別居状態になり、その期間が長期間に及び、当時4歳だった長女が高校生になった場合。加えて、妻と長女が経済的に困窮することがないよう、養育費や財産分与、慰謝料など十分に支払う条件を揃えて、グズ夫が再度離婚請求してきた場合は、有責配偶者であっても離婚請求が認められる可能性があるのです。

いずれ有責配偶者からの離婚請求も認められてしまうのであれば、養育費や財産分与、慰謝料を多めに請求し、離婚してしまうのも一つの方法かも知れません。
妻や子がいるのに、浮気するような夫ではこの先一緒にいても幸せになれる可能性は低いですよね。

以上、有責配偶者からの離婚請求についてのお話しでした。
それでは、また次回お会いしましょう。

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