重ならなくなってしまった夫婦の気持ち~後編~

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重ならなくなってしまった夫婦の気持ち~後編~

先日は行政書士試験が行われましたが、受験されたみなさんお疲れ様でした。
私が受験したのは、7年前でした。
当時、新型インフルエンザが流行していて試験会場ではマスク着用が義務付けられてしまい、マスクが苦手な私はマスクを微妙にずらしながら試験を受けました。
幸い合格しましたが、ずらしたマスクの顔が酷く間抜けで恥ずかしかったことを今更思い出した行政書士の阿久津です。(>_<)

さて、今回は前回からの続きです。
結婚したときは、相手を愛しいと思う気持ちに迷いや偽りはなかったはずでも、時間の経過と共に変わっていってしまった気持ち、「重ならなくなってしまった夫婦の気持ち」には、どう向き合うべきなのかについて、考えてみたいと思います。

夫婦の気持ちが重ならない。
例をあげて考えていきましょう。

妻は変わらず夫を愛しているのに、夫の気持ちは妻にはなく、離婚したいと考えている場合です。(妻と夫が逆の場合もあります。)
妻は、
「離婚は絶対にしない、夫の愛情を取り戻したい。」
と、考えていたとしましょう。
離婚は夫婦間の同意がなければ成立しません。夫が離婚を申し出てきても、妻が了承しなければ、離婚はできないのです。
離婚はしたくない、と思うのであれば応じる必要はありません。
夫婦間の同意を得ずに、強制的に離婚することができるのは裁判で離婚の判決が出た場合のみです。
仮に裁判で離婚を争うことになっても、離婚するには法律上で定められた離婚理由が存在していなければならず、夫は妻に相当な離婚原因があることを立証しなくてはなりません。
つまり、妻側に法律上の離婚原因が存在しない限り、夫が離婚判決を勝ち取るのは難しい、ともいえるわけです。

では、夫の愛情を取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか。
離婚は法律を味方に回避することが可能ですが、夫の愛情を取り戻すための法律は存在しないのが現実です。
一度変わってしまった人の気持ちを変えるのは、不可能ではありませんがとても難しいです。時間もかかります。

離婚を回避することはできても、相手の気持ちを自分に向かせるのは難しい。
でも、可能性がゼロではないのなら、少しずつ時間をかけて離れてしまった気持ちを自分に向かせるための努力をしてみようと思う方もいるかも知れません。
気持ちが自分に向いていない相手と、離婚しないで一緒に暮らすのは相手も自分も苦痛でしかないから離婚しよう、と考える方もいるかも知れません。
向き合い方は人それぞれで、どちらの答えが正しいのか、どちらを選べばいいのか、それは当事者本人にしか分からないことだと思うのです。
それでも、どうしたらいいのか迷って悩むときは、専門家に相談するという方法もあります。
専門家に悩みを打ち明け、アドバイスをもらうことで、迷いや悩みが振り切れることもあるのです。

以上、重ならなくなってしまった夫婦の気持ちについてのお話しでした。
それでは、また次回お会いしましょう。

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