夫を殴る女たち~退職金トラブル遺体遺棄事件~

無料相談実施中!【受付】年中無休 9:00~23:000120-219-888

夫を殴る女たち~退職金トラブル遺体遺棄事件~

関東地方、梅雨が明けました。
暑さもいよいよ本番ですね。
来月の休暇(あるのか?)には、涼しいところでのんびりできますようにと、心から願っている行政書士の阿久津です。( ^ω^ )

7月15日の夜、横浜市内のマンション内で約1カ月にわたり放置されていた男性の遺体が見つかり、男性の妻と娘2人が逮捕されたニュースがありました。
男性は妻と娘2人から暴力を受けていたことがあり、去年から男性の退職金を巡って、妻や娘たちとトラブルになっていたそうです。
「退職金トラブル遺体遺棄事件」として、週刊誌やワイドショーなどでも取り上げられているため、ご存知の方も多いと思います。
今回は、この事件に関連させて、DVの被害者が妻ではなく夫だった場合について考えてみました。

暴力はいかなる理由があっても許されるものではありません。
配偶者に対して暴力を振るうDV(ドメスティックバイオレンス)は大きな社会問題にもなっています。
DVが原因で離婚する夫婦も少なくありません。
DVは、夫による妻への暴力が一般的と思われがちですが、近年は妻による夫へのDVも増えています。

横浜のこの事件も、背景には妻のDVがあったようです。
男性は妻や娘から暴力を受けていることを去年から区役所に相談しており、12回も相談の為に区役所を訪れていました。
にも拘わらず、このような最悪の結果を招いてしまったのです。

なぜ離婚しなかったのか?
離婚が無理なら逃げればよかったのに。
それができていれば、命を落とすようなことにはならなかったはずでは?
多くの方がこのように感じています。

妻がDVの被害者の場合は、相談に対応してくれる機関も多く、全国各地には夫のDVから避難する「シェルター」もあります。
ところが、夫がDVの被害者の場合はどうでしょうか?
相談に対応してくれる機関も少なく、「シェルター」などの保護施設がないのが現状です。

夫(男)なら力もあるし、妻(女)より強いから大丈夫。
このような先入観や固定観念が夫がDVの被害者である場合の対応を手薄くさせてしまっているとも考えられます。
更に、被害者となった夫も、妻から暴力を振るわれているという事実を男として恥ずかしいこと、情けないことと、1人で抱え込んでしまい、相談したり逃げることを躊躇ってしまうのかも知れません。

配偶者からの暴力に悩んだら、少しの勇気を出してできるだけ早い段階で専門家に相談してください。
私たち専門家は、被害を受けている方の性別は問いません。
悩める人すべての味方です。

それでは、また次回お会いしましょう。

ページ一覧に戻る