親権者は本当に母親が有利?

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親権者は本当に母親が有利?

朝晩少しずつ涼しさが感じられるようになりました。
夏も終わりですね。
毎年この時期は、去り行く夏に感傷的な気分になる行政書士の阿久津です。(´・ω・`)

離婚時の子どもの親権を巡って折り合えず、調停や裁判になるケースが増加しています。
調停などで親権者を父親か母親か決める際、母親が有利になると言われていますが本当なのでしょうか?
今回は、親権は母親が有利説の真偽についてまとめてみました。

子どもが幼い程、母親が親権者に
ミルクやオムツの交換、入浴など母親の育児が中心となる乳幼児の場合は、高い確率で母親が親権者に指定されます。
父親は仕事などで子どもの育児に関われる時間はどうしても限定されてしまうために、子どもの世話をする母親が親権者に選ばれやすいのでしょう。
子どもがある程度大きくなっても、幼稚園の送り迎え、学校関連の行事や習い事の送迎など子育てには大抵、母親が関わる比率は父親より高いから、ということが理由のようです。

収入の有無より愛情の有無
収入がなければ離婚後、経済的な面で子どもに苦労をかけることになる。収入がある父親の方が経済的に安定しているし、子どもも幸せになるのでは?と考える方が多いですが、調停や裁判所では収入の有無より、子どもに対する愛情の度合いを見て親権者を決める傾向があります。お金より愛情、というわけですね。

15歳以上は子どもの意思優先
子どもが15歳以上にもなれば、離婚後、自分はどちらと生活したいか子ども自身が決めることができますし、調停や裁判でも子どもの意思が尊重されるので、母親が有利になるという説は否定されますね。

近年は父親も親権者に
離婚時の子どもの親権者は母親が指定されるケースが多かったのですが、近年は父親も親権者に指定されるケースが増えてきました。
父親が親権者に指定された例を以下にまとめてみました。
①母親が子どもに暴力を振るう
②母親が子どもの世話をしない(ネグレクト)
③母親が薬物中毒
④母親が重い精神疾患
⑤子どもが父親と暮らすことを強く希望した
この他にも、母親より父親の方が子どもに対する愛情が深く、父親と暮らす方が子どもにとって福利に適うと判断されれば親権者は父親が指定されます。

このように子どもの親権は、必ずしも母親が有利になるとは限らず、近年は父親が親権者になるケースも増えています。

それでは、また次回お会いしましょう。

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