妻の誤算①

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妻の誤算①

昨日は関東地方、朝から大雨でした。
九州地方は記録的な大雨になりましたが被害がこれ以上拡大しないことを祈るばかりです。
7月で梅雨も末期になると各地で大雨の被害が発生しやすいので、注意しなくてはと思う行政書士の阿久津です。(。-_-。)

A子さんは、夫からの離婚請求に心底怒っていました。
数日前に別居中の夫から、年内に離婚したいとの申し出があり、応じてもらえない場合は弁護士をたて、裁判まで争う覚悟であることを告げられたのです。
7年前に夫が浮気をして以来夫婦仲は冷え切り、長く別居生活が続いていました。2人の子どもがいましたが、下の子が高校を卒業し就職したのを機に、夫が離婚の申し出をした、ということでした。
A子さんは、夫から毎月の生活費(婚姻費用分担)として20万円をもらい、A子さんのパートで得た収入約7万円を併せると生活には困らない金額になります。
夫からは生活費だけを貰い、ずっとこのまま別居生活を続けていきたい。
夫婦不仲の原因を作ったのだからそのくらい認めてくれるだろう、と思っていたのです。
「亭主元気で留守がいい」ではありませんが、夫からは生活費だけをもらい、友達と定期的に食事や旅行などに行ったり、悠々自適な生活を楽しんでいたA子さんでした。
ところが、夫からの突然の離婚請求。

以下はA子さんの言い分です。
「浮気をして離婚原因を作った側から離婚請求はできないはずよ。まあ離婚には応じてあげるけど、浮気した慰謝料は最低でも500万円は支払ってもらわないと。もちろん財産分与で今住んでいるこの家は私がもらうわよ。」
ところが夫からは次のように言われてしまいました。
「浮気の件だが、お前が一方的に決めつけているだけじゃないか。俺は浮気はしていない。どうしても浮気の慰謝料を請求したいというなら証拠を見せろ。そこは俺も譲らない。徹底的に争う。それに別居してから7年以上、相場より高い生活費を払ってきたんだ。財産分与はその点も考慮してもらう。家と土地は売却する考えだが、お前が住み続けたいと言うなら、名義変更しても構わない。ただし、時価相当額の半分は現金で請求する。別居も7年と長期に及ぶし18歳以下の子どももいないということで、有責配偶者からの離婚請求も認められる可能性もあるそうだ。」
A子さんは怒りでいっぱいでしたが、反論する言葉がありませんでした。
なぜなら、ご主人の言い分は正しかったからです。

ご主人の言い分がなぜ正しいのか、次回で分かりやすく説明します。
それでは、また次回お会いしましょう。

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