離婚時の年金分割制度~③手続きは面倒臭い?~

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離婚時の年金分割制度~③手続きは面倒臭い?~

土曜日で本来なら仕事は休みのはずなのですが、娘が学校の為、今朝も5時前に起床しました。
お弁当作りに、朝食作り。休みの日くらい、ゆっくり寝ていたいと思う行政書士の阿久津です。(>_<)

離婚時の年金分割制度について、分かりやすくお話していくシリーズ、3回目の今回は年金分割の手続きについてです。

合意分割は手続きが面倒?
合意分割の場合は、年金分割は財産分与と同じ考え方なので、離婚時に夫婦で話し合い年金分割の割合を決めなくてはなりません。
話し合いに先立ち、年金事務所に情報提供請求をして「年金分割のための情報通知書」という書類を手に入れ、更に、話し合いで合意した内容は公正証書にする必要があります。年金事務所が受け付けてくれる合意の方法が限定されていて、裁判所の調停や審判、公証人役場での公正証書作成などに限られてしまっているため、離婚協議書の作成だけでは受け付けてもらえません。
調停も公正証書も避けたいのであれば、夫婦で年金事務所に出向いて2人で年金分割の合意書を作成するという選択肢もあります。
上記のいずれかの方法で年金分割の合意ができたら「標準報酬改定請求書」という書類と必要書類を添付し、年金事務所へ提出し、受理されれば手続きがやっと終了となります。

自動分割でも手続きが必要
一方、自動分割の3号分割でも手続きは必要です。
3号分割の場合は離婚時に年金分割の話し合いは不要ですし、わざわざ相手に対して年金分割する予定であることを告げる必要もありません。
しかし、離婚したら手続きなど何もしなくても自動的に年金を分割してくれるわけではないのです。
分割してもらいたい側が離婚後に、必要書類を揃えて年金事務所などへ行って「年金分割の標準報酬改定請求」という手続きをしなくてはなりません。

手続きの時効にも注意
離婚時の年金分割は財産分与と同じ考え方なので、時効があります。
離婚して2年以内に手続きをしないと、年金分割は請求できなくなってしまうのです。
手続きが面倒だからと離婚だけをして、年金がもらえる時期が近付いたら年金分割をすればいい、と考えている人もいるかも知れませんが、離婚してから2年が経過してしまうと、年金分割請求はできなくなってしまうことを忘れないでくださいね。
面倒でも離婚したらすぐに年金分割の手続きを完了させてしまう方が安心で、確実ですね。

以上、離婚時の年金分割制度~③手続きは面倒臭い?~、についてでした。
それでは、また次回お会いしましょう。

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