離婚時の年金分割制度~②平成20年4月がポイント~

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離婚時の年金分割制度~②平成20年4月がポイント~

関東地方、梅雨入りしてから肌寒い日が続きます。
梅雨入り前は夏日が続き、エアコンまで使っていましたが、ここ数日はコタツが恋しくなる肌寒さ。
仕事で着る服にも困っている、行政書士の阿久津です。(>_<)

離婚時の年金分割制度について、分かりやすくお話していくシリーズ。
前回は、離婚時の年金分割制度にまつわる勘違いについてお話しました。
今回は、平成20年4月がポイント、についてです。

(1)なぜ、平成20年4月がポイント?
離婚時の年金分割を考える際に、重要となるのは結婚した時と離婚する時です。そして、ポイントとなるのは、平成20年(2008年)4月なのです。
なぜかと言うと、年金分割には、自動的に分割される「3号分割」と夫婦の話し合いで分割の割合を決める「合意分割」の2つがあります。
そして、平成20年4月1日より前に結婚した夫婦の場合に適用されるのは「合意分割」で、平成20年4月1日以降に結婚した夫婦の場合に適用されるのが「3号分割」なのです。
例えば、平成20年4月20日に結婚し、令和元年6月20日に離婚する夫婦の場合は、自動分割される「3号分割」のみが適用されますが、平成10年6月20日に結婚し、令和元年6月20日に離婚する夫婦の場合は、話し合いで分割の割合を決めなくてはならない「合意分割」と話し合い不要の「3号分割」の2つの分割方法が適用になります。
分かりやすくまとめると、
①平成20年4月に結婚→令和元年6月に離婚の場合
3号分割のみ適用
②平成10年6月に結婚→令和元年6月に離婚の場合
合意分割+3号分割が適用

(2)合意分割は夫婦の話し合いが必要
平成20年4月以降に結婚した夫婦が離婚する場合は、3号分割のみが適用されるため、離婚時に年金分割の割合についての話し合いは不要です。
ところが、平成20年4月1日より前に結婚した夫婦が離婚する場合は、合意分割が適用になる期間の年金分割について、話し合い(協議)が必要になるのです。
話し合いでどのくらいの割合で分割するか決めないと、年金分割はされません。
相手が話し合いに応じなかったり、割合について合意が得られなかった場合は、家庭裁判所の調停や審判を利用することになります。
調停や審判の場合、ほとんどが分割の割合は0.5(2分の1)で決まります。ちなみに3号分割は0.5です。

以上、離婚時の年金分割制度~②平成20年4月がポイント~、についてでした。
それでは、また次回お会いしましょう。

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