妻に通帳を持ち出されたら?夫の対処方法

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妻に通帳を持ち出されたら?夫の対処方法

今日から6月衣替えですね。
庭の紫陽花が少しずつ成長するのを見て、初夏を実感している行政書士の阿久津です。(^^♪

前回、別居などの際に妻が夫の通帳を持ち出すときの注意点についてお話したので、今回は夫の立場から、通帳やキャッシュカード類を持ち出されてしまったときの対処方法についてお話しましょう。

夫婦仲が良いときなら、妻に自分の通帳を管理させておくことに抵抗を感じることはありません。
ところが夫婦関係が悪化し、別居することになってしまった場合、妻が自分の通帳を持って家を出てしまったら、心中穏やかではいられませんよね。どのように対処したらいいのでしょうか。

(1)返して欲しいと伝える
妻が夫の通帳を持って家を出て行ってしまっても、「返して欲しい。」という意思表示をしなければ、妻がそのまま夫の通帳を持つ続けることに何ら問題はない、ということになってしまいます。当初は黙認してしまったけれど、やはり通帳やカード類は返して欲しいと思うのであれば、妻にきちんと伝えましょう。このとき、電話など口頭で伝えるのでなく、手紙など証拠に残る形で、返して欲しいことをはっきりと伝えることをおすすめします。口約束は言った言わないの水掛け論になる場合もありますし、何より口約束だけでは無効になってしまう場合もあるのです。

(2)金融機関へ紛失届を出す
通帳を返して欲しいと手紙やメールなどで意思表示したのにも関わらず、返してくれない場合や、妻に勝手に多額の金額を通帳から引き出されてしまっているような場合は、通帳の金融機関へ紛失届を出し、その通帳やカードを使えなくしてしまうのが効果的です。
紛失・再発行の手続きは面倒かも知れませんが、妻が持ち出した通帳を使えなくして、新たに自分の通帳を作るのが賢明でしょう。

(3)婚姻費用分担請求調停を申し立てる
通帳を返して欲しいと意思表示しても、妻から理由をつけられ返却を拒否されたり、紛失届を出すようなことまではしたくない、と思うのであれば、家庭裁判所の婚姻費用分担請求調停を申し立て、毎月妻に支払う生活費を決めてしまうという選択肢もあります。その際、妻が自分の通帳やカード類を持ち出してしまっていること、通帳類は返して欲しいことを伝えれば、妻も返さないわけにはいかなくなるでしょう。
調停と聞くと、面倒で大変なものと思ってしまうかも知れませんが、調停は弁護士に頼らず自分ひとりでもできる上、費用も切手代、収入印紙代など2,000円程です。
毎月の適正な生活費も決めてくれ、通帳も返してもらえるのであれば、婚姻費用分担請求調停は、一石二鳥と言えるのではないでしょうか。

それでは、また次回お会いしましょう。

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