DVと離婚 ④DVが被害者へ及ぼす影響

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DVと離婚 ④DVが被害者へ及ぼす影響

先日、伯母が亡くなり叔父から頼まれ相続のサポートをしました。
行政書士としての資格を活かし、円満かつスムーズに相続問題や手続きを解決することができて叔父から感謝されました。叔父や叔母には幼い頃可愛がってもらったので、恩が返せたような気持になった行政書士の阿久津です。(*^_^*)

DV(ドメスティック・バイオレンス)と離婚というシリーズでDVについて簡単に分かりやすくお話していくシリーズ。
前回までは3回にわたり、離婚原因にもなるDVの種類についてお話してきました。
今回は、DVが被害者へ及ぼす影響についてお話します。

恐怖心で洗脳
配偶者から暴力を受けた被害者は、「痛い」と感じるより「怖い」という恐怖心を強く感じます。恐怖心が被害者の正常な思考や行動を阻止し、精神的な面をも崩壊させ、結果的に盲目的に暴力を振るう配偶者に従うようになってしまうのです。
これがDVによる洗脳のはじまりです。
厄介なことに、被害者には自分が暴力により洗脳されてしまっているという自覚がありません。そして暴力を振るう配偶者にも、暴力は犯罪行為で絶対に許されないものとは考えず、その結果、暴力が繰り返されるようになってしまうのです。

絶望から諦め 暴力が繰り返されるうち、被害者は「自分はこの状況から逃げ出せない、逃げ出すことは絶対にできない」と絶望して「もう、夫(妻)の言いなりになるしかない」と考えるようになります。どうせ現状を変えることはできないと、諦めてしまうと自分から行動を起こすこともできなくなってしまいます。
例えば、離婚して暴力から逃れようという考えすらできなくなってしまいます。
ある事例ですが、夫から酷い暴力を受けていた妻は周囲から離婚をすすめられても、
「私が悪いから暴力を振るわれる。私がちゃんとしていれば、夫は暴力を振るわない。離婚の話なんてしたら、今より暴力が酷くなる。」
そう言って、被害者本人が離婚を拒否してしまうケースもあるのです。

子どもが一番の被害者
DVがある家庭に子どもがいた場合は、子どもへの影響も深刻な問題になります。
DVは夫婦間においてのみで、子どもに対して暴力はないと考えている方が多いですが、暴力を振るう配偶者はやがて子どもにも暴力を振るうようになる可能性は否定できません。
また、暴力を受けている被害者である方の配偶者もいつか子どもに手をあげるようになってしまうかも知れません。
DVが日常的に行われている家庭で育つ子どもたちは、実は一番の被害者なのです。夫婦なら離婚という方法で縁を切り、他人になり、逃げることができますが、幼い子どもには自力で逃げ出す術がないのですから。

以上、DVが被害者へ及ぼす影響についてのお話でした。
それでは、また次回お会いしましょう。

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