離婚後の共同親権

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離婚後の共同親権

去年の暮れに不注意で骨折した右足の小指。
痛みも腫れもほぼなくなったのですが、固定が取れず。
不便な生活を強いられている行政書士の阿久津です。(>_<)

離婚時に子どもの親権を巡り争いになるケースはよくあります。
日本では離婚後、両親の共同親権を認めていないため、どちらか一方の単独親権となります。
単独親権であるがゆえに、子どもの親権を巡り泥沼の離婚訴訟となってしまうケースも珍しいことではありません。
こういったことも背景にあり、法務省は昨年、離婚後も父母の両方が親権を持つ、共同親権の導入の是非などを検討する研究会の設置を発表しました。今後、数年かけて議論し、離婚後の共同親権が必要と判断されれば、法制審議会に諮問することになります。

そこで、今回はあまり知られていない共同親権のメリットとデメリットについてまとめてみました。

<メリット>
①両親が子育てに関われる
離婚後も両親が子育てに関わることができるので、単独親権特有の「1人で子育てをしなくてはならない。」というプレッシャーが軽減されます。
②虐待防止
共同親権になると子どもと同居していない親も、子どもの様子を定期的にチェックすることができるようになる為、虐待防止や早期発見が可能になります。
③養育費不払いの解消
共同親権だと一緒に子どもと住んでいなくても子育てに関われることで、養育費支払いの必要性や責任感を自覚し、不払いも解消される。
④面会交流がスムーズ
離婚後も両親が共同して子の親権を持つことで、単独親権にありがちな離婚後の面会交流の拒否も解消される。

<デメリット>
①子どもへの負担
週末は父親、平日は母親というように、共同親権は必然的に子どもへ二重生活を強いてしまう部分もあり、それが子どもにとって不満になる場合もあります。
②子どもが混乱する
共同親権は離婚後も両親が子育てに関われるようになりますが、両親に教育方針の違いや生活習慣などの違いがあると、子どもはどちらに従えばいいのかで混乱します。
③両親のストレス
離婚後も子育ては協力し合って行うようなルールができてしまうと、離婚した元配偶者が子育てに関わることが、大きなストレスと感じる場合もあります。

欧米諸国は離婚後の共同親権を採用している国が多く、日本も新しい時代に沿った親権の在り方が問われています。
将来的に、日本も単独親権から共同親権になる可能性は高いと考えますが、共同親権のメリットやデメリットを十分に論議した上で新しい親権の在り方を決めて欲しいと思います。

以上、離婚後の共同親権についてでした。
それでは、また次回お会いしましょう。